バスケユニフォーム素材の種類とは？それぞれの特徴を紹介！

バスケユニフォームに使われる素材にはさまざまな種類がありますが、それぞれの特徴をご存知でしょうか？　実は、素材によっては衣類が汗でベタついて動きに影響が出てしまう可能性もあります。そのため、快適にバスケットボールを行うためにはバスケユニフォームの素材の特徴を知っておくことが大切です。

そこで今回は、バスケユニフォームの素材の種類についてご紹介します。

素材にはたくさんの種類があります。まずは、バスケユニフォームに使われる素材についていくつか紹介していきます。

サテン生地は、今ではバスケユニフォームとしての使用は減ってきましたが、かつては主流として使われていた生地です。サテン生地は美しい光沢があり、シワになりにくい特徴があります。

さらりとした肌触りで着用することができますが、吸水性や速乾性の機能は弱いです。また、汗ジミが目立ってしまい、濃色だと色が濃ゆくなり、淡色だと透けてしまうデメリットがあります。

メッシュ生地は、生地に目があり、通気性に優れた生地です。リバーシブルユニフォームなどに使用されるメッシュとは異なり、立体的なメッシュが加工されています。

メッシュ生地の表面には光沢感があり、裏面には吸水速乾性を用いた素材が使われています。試合の最中でも快適な着心地を保つことができるので、人気の高い生地となっています。

伸縮性生地は、バスケット業界だけでなく、さまざまなスポーツ業界でも目にすることが多くなりました。この伸縮性の素材の特徴としては、着用した際に体にフィットすることが挙げられます。

綿素材は、今ではスポーツに使われるTシャツにあまり使われなくなってきている素材です。その理由として、水分はたくさん吸い取ってくれますが、繊維の特性上水分を溜め込んでしまうため、蒸発することができず、体温調節がうまくできなくなってしまうことが挙げられます。

しかし、綿素材は空気を含むと保温性が高くなるので、スポーツウェアでは、スウェットやジャケットの裏地など、防寒の用途として利用されることが多いです。

吸汗速乾素材は、吸水性や速乾性、耐久性が高く、バスケユニフォームで最も使われている素材です。吸汗、速乾に優れたポリエステルは、繊維に溝を作ることによって、その溝を伝って水分が広がりやすくなっている形状をしています。

実は吸汗速乾素材は、繊維が水分を吸収しているのではなく、水分を薄く広がらせることによって蒸発させて、吸汗性と速乾性を高めているのです。

バスケは暑い時期だけでなく、寒い時期も試合や練習を行いますよね。そのため、気温に応じてバスケユニフォームも変えることが大切です。ここからは、季節別のおすすめのバスケユニフォーム素材について紹介していきます。

寒い季節は、Tシャツ1枚では寒いためスウェットを着用して練習することもありますよね。

スウェットの素材には綿100%のものやポリエステルと綿との混合素材があります。綿100%のスウェットの場合、洗濯を繰り返し行うと肌触りがやや硬く重みを感じてしまうことがあります。ですので、バスケットボールなどのスポーツでの使用する場合、動きに支障が出てしまう可能性もあり、あまりおすすめしません。

一方、ポリエステルと綿との混合素材のスウェットの場合、保温性があるだけでなく、軽量で肌触りもいいので、バスケットボールなどのスポーツによく利用されています。

気温が高くなってくると、スウェットだと暑くなるので、TシャツやロングTシャツでバスケットボールをする人も多いと思います。先ほど紹介したように、Tシャツにも綿素材やポリエステル素材があります。

綿素材のシャツは吸水性に優れていますが、乾きが悪いので、バスケのようにたくさんの汗をかくスポーツで着用すると、汗で濡れたTシャツが肌にベタつき思うように体を動かせない可能性もあります。

一方で、ポリエステルの中でも現在バスケユニフォームに多く使われている吸汗速乾素材のTシャツだと、速乾性があるので、サラリとした肌触りのまま快適に試合をすることが可能です。

今回は、バスケユニフォームの素材の種類とそれぞれの特徴について紹介してきました。バスケユニフォームの素材によって機能性や肌触り、快適度などが異なります。そのためバスケユニフォームを選ぶ際は、ある程度素材について知っておくことで仕上がりイメージがしやすくなります。

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