バスケユニフォームの背番号を入れるときのポイントを紹介

バスケユニフォームのほとんどは、背番号と前に番号を入れます。しかし、バスケユニフォームには規定があり、規定に反するユニフォームだと公式大会に出場することができない可能性もあります。ですので、バスケユニフォームの背番号などを入れるときにはいくつかのポイントを押さえておくことが大切です。

今回は、バスケユニフォームの背番号や番号のカラーなどを選ぶ際のポイントについてご紹介します。バスケユニフォームの作成を検討中の方の参考になれば幸いです。

バスケユニフォームに背番号などを入れるときには2つのポイントがあります。まずは、それぞれのポイントについて解説していきます。

1-1.【ポイント1】審判やスコアカラーが見やすい番号をつける

ユニフォーム規定には「シャツの前と背中の見やすい位置に、シャツの色とはっきり区別できる単色の番号を付けなければならない」と記載されています。つまり、審判やスコアラーの人に見やすい番号をつけるということです。

また、前の番号は中央に付けなくても良いとされていますが、見えやすい位置にすることが必要です。

1-2.【ポイント2】番号のカラーに注意する

番号のカラーはシャツの色とはっきりと区別できるカラーを選びましょう。ユニフォーム規定によって、番号の縁取りや縫い取りがなくても区別できるような対照的なカラーにするように定められています。

また、立体的に見える縁取りと影付きの縁取りは禁止されているので注意しましょう。

1-3.【ポイント3】番号の大きさに注意する

番号の大きさにも規定があります。前の番号の高さは10cm以上、背中の番号の高さは20cm以上が必要です。また、文字の幅も前後とも2cm以上なければいけません。

一方、パンツの番号に関しては、位置や大きさ、色、縁取りなどの規定はありません。ですので、チーム全員が同じ位置に、同じ大きさ、色、デザインの番号をつけておけばOKです。

バスケユニフォームには背番号だけでなく、チームのロゴや名前などの文字を入れることもできます。ここからは、バスケユニフォームの文字を入れる際の注意点について紹介していきます。

2-1.書体を選ぶときの3つの注意点

デザインを考える上で、以下の3点に注意して作成することが大切です。

・視認性「見やすさ」

・可読性「読みやすさ」

・判読性「分かりやすさ」

ユニフォームを着用してバスケを行っていても、審判や相手チームにユニフォームのロゴや文字が見えなければ意味がありません。ユニフォームは審判や相手チームに対して、見えやすく、読みやすく、分かりやすくすることが大切なのです。

2-2.文字の太さでイメージが変わる

実は文字の太さを変えるによって、与えるイメージが変化します。例えば、角ばっている書体の線を太くすると厳格なイメージになります。一方で、丸みがある書体の線を細かくするとやわらかいイメージに変化します。

どの書体を選ぶかによって、同じ文字であっても相手に与えるイメージは大きく変化します。

2-3.書体とスタイルをうまく組み合わせる

文字の書体とスタイルは数多くの組み合わせがあります。うまく組み合わせて、バスケユニフォームのロゴを作りましょう。

太字で丸みのある書体と、細くて縦長の書体の場合は、使いやすいフォントの組み合わせとも言われています。いろいろな書体とスタイルの組み合わせを試して、お気に入りのロゴを作ることをおすすめします。

バスケシャツのデザインにも規定があり、注意する必要があります。最後に、バスケユニフォームのデザインに関する注意点について紹介していきます。

3-1.シャツデザイン

シャツを横切る切り替え幅は10cm以内、肩あたりの切り替え幅は15cm以内、そして脇の切り替え幅は20cm以内にしなければなりません。また、規定の幅の範囲内であれが、プリントやグラデーションなどのデザインもすることができます。

3-2.パンツデザイン

パンツの長さは「ひざ上」までとされており、ひざ頭にかかってしまうと公式戦では出場することができない可能性もあります。また、パンツのサイド切り替え幅は20cm以内、腰の切り替え幅は15cm以内、裾の切り替え幅も15cm以内と定められています。

ラインに関する他の規定はシャツと同じです。

今回はバスケユニフォームの背番号を入れるときのポイントや文字・デザインに関する注意点について紹介してきました。

バスケユニフォームには細かな規定がたくさんあります。もし、どれか1つでも規定に反していると試合に出場できない可能性もあるので、バスケユニフォームを作成する際は、しっかりと確認することが大切です。

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